高架水槽の補修DIY その2 ~FRP塗装・脚塗装~
こんにちは。こさ江です。
築35年のビルの高架水槽補修の続きです。
前回は、水道給排水管の保護テープの巻き直しをしました。
今回は、ペンキの塗り直しです。
この水槽はそれはもう古い物なので、何で作られているか分かりません。叩いてみた感じだと鉄系ではないので、きっとFRPでしょう。戦後の成長期に日本でFRP樹脂の普及が進んだらしいので、ただのプラスチックって事はないはず!たぶん。
今回、水槽本体の塗装用に選んだペンキはこちら。
サンデーペイント 水性 「FRP・プラスチック用塗料」 アイボリー 1.6L
楽天にて購入 4,031円
油性の方が耐久性があるみたいだけど、いや、素人は水性でしょう。希釈する時も、使用後の筆を洗う時も水でOKだし。余ったペンキの保管にも気を使わないで良いし、近隣への匂いの心配も無し。色は無難なアイボリーで。
ペンキの前にプライマーを塗った方がいいか?とも考えたけど、長年の放置で水槽の表面がガッツリ荒れてるから省いちゃっても大丈夫さ!との結論に至り、直接ペンキ塗装をすることに決定。【下塗り不要・FRPに強力に密着】って書いてあったし。よし、いってみよう。
という事で、汚れなどを中性洗剤&ブラシで掃除して、乾いたら早速塗装開始。
が、しかし、ローラーが上手く回らない。なぜだ。昔何かに使ったローラーだったのだが、今回はなぜか回らない状態で、ただペンキを伸ばすだけの物体になってしまった。でももうペンキ出しちゃったし。今から買いに行くのもなんだし。という訳で、刷毛で塗ることに変更。「紫外線から守るために、塗料が塗ってあることが大事なんだ」と自分に言い聞かせつつ、刷毛スジも気にせず大胆にいってみた。
時間をおいて2度塗りしたら、まぁキレイ!プライマー無しでもちゃんとペンキが乗ってくれて良かった良かった。これでしばらくは塗膜がこの子を守ってくれることでしょう。この日の作業はこれにて終了。
日を改めて高架水槽の脚の塗装開始。
サビているにも程がある。本当になぜここまで放っといたのか。まずはこのサビをどうにかせにゃならんでしょう。
浮きサビ・浮き塗膜をヘラと金ブラシで剥がして、雑巾で拭き取った後にサビ止めを塗る。
そのサビ止め材として今回選んだのはこちら。
株式会社BAN-ZI サビ転換塗料「サビキラー プロ」 1kg 楽天にて購入 4,455円
この子ももちろん水性。扱いやすいことが一番。
説明書によると、ひどいサビには前処置として、倍に薄めて塗るのが良いとの事。そして塗装後、サビに良く反応している印として表面に黒や茶色の色が浮かんでくるらしい。
見るからに「ひどいサビ」なので、倍に薄めたサビキラープロで前処理塗装をする事に。
すぐに塗り終わるかと思いきや、L字の鉄骨だから意外と面積があるわ、内側は塗りづらいわで、かなり時間が掛かり、この日は前処置塗装のみで終了。
うっかり塗装後の写真を撮り忘れました。残念。
本日はここまで。次回はサビキラープロの本塗りからです。
ではまた!